虫歯は口呼吸の人のほうがなりやすい?チェック方法、理由や改善方法

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虫歯は口呼吸の人のほうがなりやすい?チェック方法、理由や改善方法

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

虫歯になった歯

口呼吸が習慣化している人は、虫歯になりやすいということをご存じでしょうか。口呼吸は口腔内の環境に悪影響を与え、虫歯や歯周病のリスクを高める要因となります。口腔内が乾燥することで、唾液の減少や細菌の増殖が促進されて歯の健康が脅かされるのです。

この記事では、口呼吸が虫歯に及ぼす影響について詳しく解説します。自分でできる口呼吸のチェック方法、口呼吸が虫歯の原因となる理由、口呼吸を改善するための具体的な方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

虫歯は口呼吸の人がなりやすい?

口呼吸の男性

口呼吸が習慣化している人は、鼻呼吸の人に比べて虫歯になりやすいとされています。口腔内の乾燥や唾液の減少が起こりやすくなり、結果として虫歯のリスクが高まるのです。

虫歯を予防するためには、鼻呼吸を習慣化し口腔内の健康を保つことが重要です。

自分でできる虫歯のチェック方法

鏡で虫歯を確認している男性

虫歯は早期発見が重要であり、定期的な歯科検診が推奨されています。

しかし、毎日ご自身の口腔内に注意を払うことも重要です。自分で簡単に虫歯をチェックする方法を紹介します。

鏡を使って歯を観察する

まず、明るい場所で鏡を使い、歯の表面や歯と歯の隙間を注意深く観察します。黒ずんでいたり、茶色っぽい斑点が見えたりする場合、虫歯の初期症状かもしれません。

また、歯と歯の間に黒い線が見えることもあります。奥歯は見えにくいですが、虫歯ができやすい場所なので念入りにチェックしましょう。

痛みやしみる感じがないか確認する

冷たいものや甘いものを食べたときに歯がしみる場合、虫歯が進行している可能性があります。しみる感覚がある場合、その部分の歯のエナメル質がすでに侵食されているかもしれません。

また、食事中や歯磨き中に歯が痛む場合も、虫歯が原因であることが考えられます。

歯茎の状態をチェックする

虫歯が進行すると、歯茎にも影響を及ぼすことがあります。歯茎が赤く腫れていたり、歯磨き中に出血したりする場合は、虫歯や歯周病の可能性があります。

歯茎が健康であるかどうかも、虫歯チェックの一環として確認しましょう。

噛んだときの違和感や痛みを確認する

食事の際に噛んだとき、特定の歯に違和感や痛みがある場合、その歯に虫歯があるかもしれません。特に、噛むときに痛みがある場合は、虫歯が神経に達している可能性があるでしょう。早めに歯科医師に相談することが重要です。

口臭の有無を確認する

虫歯が進行すると、口腔内に細菌が繁殖し口臭の原因になることがあります。特に、いつもと違う口臭が気になる場合は、虫歯かもしれません。

口臭は、朝起きたときや食後にチェックしてみてください。

自分でできる口呼吸のチェック方法

口呼吸で寝ている男性

自分が無意識に口呼吸をしているかどうかを確認するためには、以下の方法でチェックできます。

起床時や就寝中の口の状態を観察する

朝起きたときに、枕やシーツが濡れていたり口が乾燥している場合、寝ている間に口が開いている可能性があります。鼻呼吸をしている場合、口腔内は唾液で潤うので乾燥することはあまりありません。朝の口の状態を確認することで、口呼吸の兆候を把握できます。

また、家族にお願いして、就寝中に口呼吸をしているかどうかを確認してもらうのも効果的です。口が開いている状態で寝ている場合、無意識に口呼吸をしている可能性が高いです。

舌の位置を確認する

口を閉じた状態で、舌の位置を確認します。舌が上顎に軽く触れている状態が正常ですが、口呼吸の人は舌が下に落ちていることが多いです。

この舌の位置が習慣化している場合、口呼吸をしている可能性があります。日中に自分の舌の位置を意識してみましょう。

唇の状態をチェックする

口呼吸をしている人は、唇が乾燥しやすくひび割れや皮むけが生じることがあります。特に、季節に関係なく唇が乾燥している場合は、口呼吸が原因の一つかもしれません。

唇の保湿を行っても乾燥が改善しない場合は、口呼吸の可能性を疑ってみてください。

風船を使う

風船を使って、自分が鼻呼吸をしているか口呼吸をしているかを確認する方法もあります。風船を膨らませる際に、鼻でしっかりと息を吸い込んで膨らませられるかどうかをチェックします。

鼻で息を吸うのが難しい場合、普段から口呼吸が習慣化している可能性があります。

口呼吸の人が虫歯になりやすい理由

口呼吸の人が虫歯になりやすい理由イメージ

口呼吸が習慣化している人は、鼻呼吸の人に比べて虫歯になりやすいです。その理由は、口呼吸が口腔内の環境にさまざまな悪影響を与えるからです。

口腔内が乾燥する

口呼吸をしていると、口が常に開いている状態になるため口腔内が乾燥しやすいです。通常、唾液は口腔内を潤し、食べかすや細菌を洗い流す重要な役割を果たします。

しかし、口呼吸によって口腔内が乾燥すると、唾液の防御機能が十分に発揮されません。細菌が増殖しやすくなり、虫歯のリスクが高まるのです。

唾液の中和作用の低下する

唾液には、口腔内の酸性度を中和する働きもあります。口呼吸によって唾液が減少すると、口腔内は酸性に傾きやすくなります。

酸性に傾いた環境が続くと、歯のエナメル質が溶けやすくなり、虫歯が進行します。

細菌の増殖が促進される

口腔内が乾燥すると、唾液の抗菌作用が低下し細菌が増殖しやすくなります。虫歯の原因となるミュータンス菌などが繁殖し、歯の表面にプラーク(歯垢)が形成されやすくなるのです。

プラークは細菌の塊で、放置すると酸を産生してエナメル質を溶かします。

口呼吸の改善方法

口呼吸防止のテープを張っている男性

口呼吸は、虫歯や歯並びの悪化の原因になります。さらには全身の健康にも影響を与えるため、早めに改善することが重要です。

以下に、口呼吸を改善するための具体的な方法を紹介します。

日常的に鼻呼吸を意識する

まず、意識的に鼻呼吸を心がけることが重要です。普段から自分が口を閉じているか、鼻で呼吸しているかを確認しましょう。口が開いている場合は、意識的に口を閉じてください。

特に、日中の活動中やリラックスしているときに、鼻呼吸を意識することが大切です。

口周りの筋肉を鍛える

口周りの筋肉(口輪筋)を鍛えれば、口を閉じる力を強化し鼻呼吸を促進することができます。例えば、ストローを使って息を吸ったり吐いたりするトレーニングや、頬を膨らませたり引っ込めたりするエクササイズが効果的です。

自然に口を閉じた状態を保てるようになれば、口呼吸の改善につながります。

正しい舌の位置を習慣化する

舌の位置も、口呼吸の改善において重要です。安静時に上顎に軽く触れているのが舌の理想的な位置ですが、口呼吸の習慣があると舌が下がって口が開きやすくなります。

日常的に舌を上顎につける練習をして、正しい舌の位置を習慣化しましょう。

寝るときの環境を整える

夜間の口呼吸を改善するためには、寝るときの環境を整えることも大切です。枕の高さを調整して気道を確保し、鼻呼吸しやすい姿勢で寝ましょう。口呼吸防止用のテープを使って、口を閉じたまま眠れるようにすることも効果的です。

鼻づまりを解消する

鼻呼吸が難しい場合、鼻づまりが原因かもしれません。アレルギーや副鼻腔炎が原因の場合は、専門医の診察を受けて適切な治療を行いましょう。

鼻の通りが良くなることで、自然と鼻呼吸がしやすくなります。

口呼吸は歯医者で改善できる?

口呼吸と虫歯について説明している医師

歯科医院では、口呼吸の改善に向けたさまざまな方法が提供されています。専門的なサポートを受ければ、口呼吸を改善できるでしょう。

主に行われる治療は、以下のとおりです。

口呼吸の原因を特定する

まず口腔内の状態を詳細に診断し、口呼吸の原因を特定します。歯並びや噛み合わせ、舌の位置など、口呼吸を引き起こす要因がある場合、個々に合った改善プランを提案します。

矯正治療による改善

口呼吸が歯並びの乱れや噛み合わせの問題からきている場合、歯列矯正による改善が可能です。矯正治療で歯並びや噛み合わせが正しく整うと、口を閉じた状態を維持しやすくなり、自然と鼻呼吸が促進されます。

口腔筋機能療法(MFT)

口腔筋機能療法(MFT)と呼ばれる、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングが行われることもあります。舌や唇、頬の筋肉を強化し、口を閉じた状態を維持する力を高めます。

MFTは、特に小児において効果的です。正しい口腔習慣を身につけることで、口呼吸を改善できます。

口呼吸防止用の装置の使用

口呼吸を防ぐための専用装置の使用を勧められることもあるでしょう。例えば、口呼吸防止テープやマウスピースなどの装置を使うことで、口を閉じたまま眠る習慣を身につけます。

まとめ

口呼吸と虫歯が改善した女性

虫歯と口呼吸には密接な関係があり、口呼吸が習慣化している人は虫歯になりやすいとされています。口呼吸によって口腔内が乾燥すると、唾液が持つ抗菌作用や酸の中和機能が低下するためです。

また、口呼吸は歯並びや噛み合わせにも悪影響を与えます。歯並びが悪化すれば磨き残しが発生しやすくなるので、さらに虫歯や歯周病のリスクを高めるでしょう。

これを防ぐためには、鼻呼吸を習慣化することが重要です。自宅での対策に加え、歯医者での専門的な診断や治療が効果的です。

口呼吸の改善に向けては、矯正治療や筋機能療法、専用装置の使用など、さまざまなアプローチが可能です。歯科医師のサポートを受けながら、改善できるように努めましょう。

口呼吸の改善を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療、インプラント、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな診療に力を入れています。診療案内ページはこちらネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

十日市場の歯医者|礒部歯科医院

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噛み合わせ治療の費用はどのくらい?保険適用はできる?目安相場を解説

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

嚙み合わせを気にしている女性

噛み合わせの治療を検討するにあたって「噛み合わせの治療ってどのようなことをするのだろう?」「費用はどれくらい必要?」とお悩みの方もいるでしょう。

この記事では、噛み合わせ治療の種類と費用について詳しく解説します。治療期間や噛み合わせが悪い状態を放置するリスクについても解説しますので、噛み合わせの治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

噛み合わせ治療とは

嚙み合わせの模型

噛み合わせ治療とは、噛み合わせのずれを改善して正しい位置で噛めるようにする治療のことです。噛み合わせがずれると、口の中だけでなく全身の不調にもつながることがあります。

噛み合わせが悪くなる原因は、遺伝的なものや生活習慣によるもの、歯を失ったり形が変わったりすることによるものがあります。

噛み合わせの治療を受ける際には、まずは噛み合わせが悪くなっている原因を理解することが重要です。生活習慣が原因で噛み合わせが悪くなっている場合、矯正治療をしたとしても、生活習慣が改善されていなければ後戻りを起こす可能性があるでしょう。

まずは歯科医院を受診して、噛み合わせが悪くなった理由を調べましょう。

噛み合わせ治療の種類

噛み合わせ治療を受けている患者

噛み合わせ治療の種類は、以下の3つです。

  • 矯正治療
  • 補綴治療
  • 外科矯正

それぞれ詳しく解説します。

矯正治療

矯正治療とは、歯を動かして歯並びや噛み合わせを整える治療です。矯正治療の主な種類は、以下のとおりです。

表側矯正(マウスピース矯正)

表側矯正とは、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯並びを整える治療方法です。最も一般的な治療方法であり、実績が豊富で、幅広い症例に対応できるのがメリットです。

一方で、歯の表側に装置を装着するため口を開けたときに目立ちやすい点はデメリットといえます。また、食事の際に矯正器具を取り外すことができないため、食べ物が挟まりやすいです。

裏側矯正(マウスピース矯正)

裏側矯正とは、歯の裏側(舌側)にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯並びを整える治療方法です。歯の裏側に矯正器具を装着するため、目立ちにくいのが特徴です。

ただし、舌が矯正器具に当たって違和感をおぼえたり、発音しにくくなったりしやすいでしょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、マウスピースを1日20〜22時間装着し、矯正力をかけて歯並びを整える治療方法です。使用するマウスピースは透明であるため、目立ちにくいのが特徴です。また、取り外しができるため、矯正開始前と同じように食事や歯磨きができます。

ただし、マウスピースの装着を怠ると計画どおりに治療が進まなくなります。マウスピースの装着時間などの管理をしなければならない点はデメリットといえるでしょう。

補綴治療

補綴治療とは、被せ物などの人工歯を装着して、噛み合わせをはじめとした歯の機能を回復させる治療です。ブリッジや部分入れ歯、インプラントなども含まれます。それぞれについて、以下に詳しく解説します。

被せ物

歯を削り、被せ物を装着して噛み合わせを整える治療方法です。矯正治療に比べて治療期間が短い点や歯の形・大きさを調整できる点がメリットです。

一方で歯を削らなければならない点や素材によっては高額になる点はデメリットといえるでしょう。

ブリッジ

ブリッジとは、欠損した両隣の歯を削り、連結した被せ物を装着して欠損部を補う治療方法です。治療後の違和感が少なく、よく噛めるようになるのがメリットです。

一方で健康な歯を削らなければならない点や清掃が難しい点はデメリットといえるでしょう。

部分入れ歯

部分入れ歯とは、欠損部を補うために作製された人工歯です。治療期間が短い点や取り外しができるため清掃しやすい点がメリットです。

一方で装着時に違和感をおぼえやすい点や食べ物を噛んだときに痛みを感じることがある点はデメリットといえるでしょう。

インプラント

インプラントとは、欠損部の顎の骨にインプラント体を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療方法です。しっかり噛めるようになる点と自分の歯のような自然な仕上がりになる点がメリットです。

一方で外科的手術が必要になる点や顎の骨の量が少ない場合には適応とならない可能性がある点はデメリットといえるでしょう。

外科矯正

骨格に問題があって噛み合わせが悪くなっている場合は、通常の矯正治療のみでは治療が難しいといえます。そのため、外科手術と矯正治療を組み合わせた外科矯正が必要になる場合があります。

噛み合わせ治療の費用はどのくらい?

噛み合わせ治療の費用イメージ

噛み合わせ治療の費用は、治療方法によって異なります。ここでは、噛み合わせ治療にかかる費用について詳しく解説します。

矯正治療

矯正治療にかかるおおよその費用相場は、以下の通りです。

  • 表側矯正(ワイヤー矯正):80万〜100万円程度
  • 裏側矯正(ワイヤー矯正):120万〜160万円程度
  • マウスピース矯正:70万〜100万円程度

矯正治療は基本的に保険が適用されません。自由診療となるため、費用は歯科医院によって異なります。詳しい費用については、歯科医院で確認してください。

補綴治療

補綴治療の場合は、治療法や使用する素材によって金額が異なります。それぞれの費用相場は、以下の通りです。

〈補綴治療の費用相場〉

保険が適用される場合(3割負担) 自由診療の場合
被せ物 1本4,000円程度 1本10万〜15万円程度
ブリッジ 2万〜3万円程度 5万〜30万程度

※治療する歯の本数による

部分入れ歯 5,000円〜2万円程度 15万〜30万円程度
インプラント 1本30万〜50万円程度

矯正治療だけで改善が難しい場合には外科矯正を行います。顎変形症と診断され、厚生労働大臣から指定・認定された医療機関で治療を受ける場合、保険が適用されるケースがあります。

保険が適用される場合の費用は、手術と矯正治療で70万〜90万円程度です(3割負担の場合)。

一方で自由診療の場合は200万円以上かかることが多いでしょう。

噛み合わせ治療は保険が適用される?

噛み合わせ治療は保険が適用されるかイメージ

噛み合わせ治療に保険が適用されるかどうかは治療法によって異なります。矯正治療は基本的に保険が適用されず、自由診療となります。

補綴治療のうち、被せ物・ブリッジ・部分入れ歯の場合は保険診療と自由診療の選択が可能です。審美性や機能性に優れた素材を選択する場合は自由診療となります。インプラントは保険が適用されないため費用は高額です。

噛み合わせ治療にかかる期間

噛み合わせ治療にかかる期間イメージ

噛み合わせ治療にかかる期間も治療法や症例によって異なります。矯正治療の場合は1〜3年程度の治療期間が必要です。被せ物・ブリッジ・部分入れ歯の場合は1〜2ヶ月程度かかるでしょう。

ただし、根管治療が必要であったり、治療範囲が広くなったりする場合は治療期間が長引くこともあります。インプラントの場合は半年〜1年程度かかるでしょう。外科矯正の場合はトータルして3〜5年程度かかります。

噛み合わせを治療しないとどうなる?

噛み合わせを治療しないとどうなるかイメージ

噛み合わせが悪い状態を放置すると、さまざまなトラブルの原因となります。主なトラブルは、以下のとおりです。

  • 顎関節症を発症するリスクが高まる
  • 肩こりや頭痛を引き起こす可能性がある
  • 虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • 顔が歪む可能性がある

噛み合わせが悪い状態は歯だけでなく顎にも負担がかかります。顎関節症を発症するケースも少なくありません。また、一部に負担がかかりやすいことから肩こりや頭痛を誘発するケースもあります。

歯並びが原因で噛み合わせが悪化している場合は、歯磨きが難しく、磨き残しがあると虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。そして、噛み合わせのバランスが崩れた状態が続くと、骨格に負担がかかり顔の歪みにつながることもあります。

まとめ

綺麗な嚙み合わせの歯列模型

噛み合わせの治療には、矯正治療と補綴治療、外科矯正の3つの方法があります。費用は治療法や症例によって異なります。保険が適用される治療と自由診療になる治療があるため、詳しくは治療を受ける歯科医院で確認してください。

噛み合わせが悪い状態を放置していると、顎関節症を発症するリスクが高まったり、肩こり・頭痛を引き起こしたりする可能性があります。また、噛み合わせが悪いことで、虫歯や歯周病になるリスクも高まります

見た目を改善するだけでなく全身の健康のためにも噛み合わせが悪い場合は治療を受けたほうがいいでしょう。

噛み合わせの治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療、インプラント、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな診療に力を入れています。診療案内ページはこちらネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

十日市場の歯医者|礒部歯科医院

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歯ぎしりは歯医者に相談するべき?治療内容・費用・考えられる原因

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

歯ぎしりを歯医者へ相談している女性

カチカチ、ギリギリと不快な音を立てながら、無意識のうちに歯を擦り合わせることを、歯ぎしりと言います。睡眠中や、日中にストレスを感じた時、集中している時に起こることが多く、歯科用語ではブラキシズムと呼びます。

放置すると、歯の摩耗や欠損、顎関節症、頭痛、肩こりなど様々な症状を引き起こす可能性があります。 気づかないうちに悪化することも多いため、早めの対策が大切です。

本記事では、歯ぎしりの治療内容や費用、考えられる原因について解説します。歯ぎしりでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

歯ぎしりは歯医者に相談するべき?

歯ぎしりによって顎が痛む男性

歯ぎしりの影響は、歯や顎関節だけにとどまりません。頭痛や肩こりなど、全身に及ぶこともあります。自覚症状がないまま悪化することも多いため、早期発見・早期対策が非常に重要です。

そのため、歯ぎしりを自覚している場合、もしくはご家族や友人などに指摘された場合、歯医者に相談するべきと言えるでしょう。

歯ぎしりが与える影響

一時的な歯ぎしりであれば大きな問題にはなりませんが、長期的に継続すると歯や顎関節に深刻なダメージを与えます。初期段階であれば、生活習慣の改善やマウスピースの使用などのセルフケアである程度抑制できる場合もあるでしょう。

しかし、重度の歯ぎしりには歯科医師による専門的な治療が不可欠です。以下のような症状がある場合は、速やかに歯医者に相談してください。

  • 歯の痛みや違和感を感じる
  • 噛み合わせが変化した
  • 顎の痛みや雑音
  • 頭痛や肩こりが慢性化している

歯ぎしりによる過度な力が歯に加わることで、歯の痛みや違和感が発生することがあります。放置すると、歯の磨耗や亀裂、欠損などに繋がる可能性があります。歯が磨耗すると、上下の歯の接触関係が変化します。噛み合わせが変わった場合、歯ぎしりが原因かもしれません。

また、歯ぎしりは顎関節に大きな負担をかけます。顎の痛みや開口時の雑音は、顎関節症の症状である可能性があります。顎周辺の筋肉にも過度な緊張を与えるため、頭痛や肩こりが慢性的に続くこともあるでしょう。

症状が軽度であっても、早めに歯医者に相談することで重症化を防げます。

歯医者での歯ぎしりの治療内容

歯ぎしりの治療法であるマウスピース療法のイメージ

歯ぎしりの治療は、原因や症状に応じて様々な方法が用いられます。代表的な治療法には、マウスピース療法と咬み合わせ治療があります。

歯ぎしりの治療法は、原因や症状、患者さまの状態によって異なります。歯科医師が口腔内の状態を入念に診察し、患者さまの生活習慣なども考慮した上で選択します。治療法の選択に迷ったら、遠慮なく歯科医師に相談しましょう。

それぞれの特徴や効果について見ていきましょう。

マウスピース(スプリント)療法

歯ぎしりの代表的な治療法が、マウスピース(スプリント)の使用です。歯列に装着することで、歯ぎしりの力を分散・緩和し、歯や顎関節への負担を軽減します。特に夜間の歯ぎしりに効果的で、睡眠の質の向上にも繋がるでしょう。

マウスピースには、大きく分けて既製品とオーダーメイドの2種類があります。既製品はドラッグストアなどで購入でき、安価です。熱湯で軟化させたマウスピースを、歯列に合わせて装着します。手軽に始められる反面、フィット感や耐久性が劣ります。

オーダーメイドのマウスピースは、歯科医師が患者さまの歯型を取って作製するため、ピッタリとフィットします。また、硬度や厚みなどを調整できるため、重度の歯ぎしりにも対応可能です。耐久性も高く、長期的な使用も可能ですが、費用は既製品に比べて高いです。

咬み合わせ治療

歯ぎしりの原因の一つに、上下の歯の噛み合わせの異常が挙げられます。歯並びが乱れていたり、歯が欠損していたりすると、正しい咬み合わせが得られません。その結果、無意識のうちに噛み合わせを修正しようとして、歯ぎしりが起こるのです。

こうした場合、矯正治療や補綴治療により、正しい咬み合わせに改善することで歯ぎしりの軽減が期待できます。

薬物療法

歯ぎしりの原因がストレスや睡眠障害である場合、一時的に筋弛緩剤などの薬を処方することがあります。筋肉の緊張を緩和し、歯ぎしりの頻度や強度を減らす効果が期待できます。

ただし、薬物療法はあくまで対症療法であり、根本的な解決にはなりません。また、長期的な使用は副作用の恐れもあるため、医師の指示に従って適切に使用することが重要です。

多くの場合、薬物療法は他の治療法(マウスピース療法や咬み合わせ治療など)と組み合わせて行われます。

歯医者での歯ぎしりの治療費用

歯医者での歯ぎしりの治療費用イメージ

歯ぎしりの治療費用は、治療内容によって大きく異なります。マウスピース療法と咬み合わせ治療の費用の目安や、保険適用の有無、医療費控除について解説します。

また、歯ぎしりの治療費用は、治療内容によって大きく異なります。以下に、代表的な治療の費用目安を示します。

マウスピース療法の費用

マウスピースの費用は、既製品とオーダーメイドで大きく異なります。既製品は数千円~1万円程度と安価ですが、フィット感や耐久性に劣ります。オーダーメイドのマウスピースは5万円~15万円程度と高額ですが、フィット感や耐久性に優れ効果も高いです。

長期的な使用を考えると、オーダーメイドのマウスピースへの投資は決して無駄ではありません。費用対効果を考慮し、患者さまの状態に合わせて選択することが重要です。

咬み合わせ治療の費用

咬み合わせ治療の費用は、治療内容や期間によって大きく異なります。矯正治療の場合、使用する装置の種類や治療期間によって費用が大きく変動します。一般的には30万円~100万円程度が目安です。

補綴治療の場合、詰め物か被せ物か、素材は何かなどで価格が左右されます。一般的には1歯あたり数万円~数十万円程度でしょう。

咬み合わせ治療は、歯ぎしりの根本的な原因を取り除くことができる点で優れていますが、費用が高額になることが多いです。治療計画と費用については、事前に歯科医師とよく相談することが大切です。

保険適用と医療費控除

歯ぎしりの治療は、原則的に自由診療になります。保険が適用されるのは、外傷や腫瘍などが原因で、顎の骨を1/3以上失った場合などに限られます。

ただし、医療費控除を利用すれば、支払った医療費の一部が戻ってくる場合があります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、超過分について所得税が還付される制度です。

歯ぎしりの治療を検討している方は、歯科医院の無料カウンセリングなどを活用して費用も相談してみましょう。支払い方法や分割払いの可否なども含めて、事前に十分に確認しておくことが大切です。

歯ぎしりの考えられる原因

ストレスガ原因で歯ぎしりをしている女性

歯ぎしりの原因は多岐にわたりますが、大きく分けてストレス、咬み合わせの異常、睡眠障害、生活習慣の4つが考えられます。それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

歯ぎしりの原因は人によって異なり、複数の要因が絡み合っていることも少なくありません。自分では原因を特定しづらいため、歯科医師に相談して適切な治療方針を立てることが大切です。

ストレス

仕事や人間関係、将来への不安などのストレスは、歯ぎしりの大きな原因の一つです。無意識のうちに歯を食いしばったり、噛みしめたりしてしまいます。

咬み合わせの異常

歯並びの乱れや歯の欠損があると、上下の歯が正しく噛み合わなくなります。その結果、無意識のうちに噛み合わせを修正しようとして、歯ぎしりが起こります。

睡眠障害

睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害は、睡眠中の歯ぎしりを引き起こす可能性があります。質の良い睡眠が取れていないことが、歯ぎしりの原因になっているかもしれません。

生活習慣

喫煙や飲酒、カフェインの過剰摂取などの生活習慣も、歯ぎしりのリスクを高めます。刺激物の摂取は、交感神経を優位にし、筋肉の緊張を高める作用があるためです。

歯ぎしりのセルフケア方法

歯ぎしりを改善しようとジョギングをしている女性

歯ぎしりの根本的な解決には歯科医師による専門的な治療が欠かせませんが、日常生活でできるセルフケアを併用すれば症状の改善や予防に繋がります。ストレス管理として、リラックスできる趣味や運動を取り入れたり、十分な睡眠を心がけたりすることが大切です。

また、喫煙や飲酒、カフェインの過剰摂取は、歯ぎしりのリスクを高めます。これらを控えることも効果的でしょう。

マウスピースの使用もセルフケアの一つです。歯科医師に作ってもらうオーダーメイドのマウスピースが理想ですが、既製品でも歯ぎしりの力を緩和する効果があります。

ただし、セルフケアはあくまで補助的な役割であり、重度の歯ぎしりの場合は歯科医師による治療を優先することが大切です。症状が気になる方は早めに歯医者に相談し、適切な治療を受けましょう。

まとめ

歯ぎしりが改善されてぐっすり眠っている女性

歯ぎしりは、放置すると歯や顎関節に大きな負担をかけ様々な症状を引き起こします。重度の場合は、歯科医師による専門的な治療が必要です。

歯ぎしりの代表的な治療は、マウスピース療法と咬み合わせ治療です。ストレスや睡眠障害が原因の場合は、薬物療法を併用することもあります。治療費用は自由診療になることがほとんどですが、医療費控除を利用できる場合もあります。

歯ぎしりの原因は、ストレスや咬み合わせの異常、睡眠障害、生活習慣など様々です。セルフケアを心がけることで症状の改善や予防に繋がりますが、根本的な解決には歯科医師による治療が欠かせません。

歯ぎしりでお悩みの方は、早めに歯医者に相談しましょう。適切な治療を受けることで、歯や顎関節への負担を軽減し、健康的な口腔環境を取り戻せます。

歯ぎしりの治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療、インプラント、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな診療に力を入れています。診療案内ページはこちらネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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インプラント治療後に頭痛が?原因と対処法を解説!

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

頭痛の女性

インプラント治療後に、人によっては頭痛や肩こりなどを引き起こす方がおられます。一見インプラント治療とは関係なさそうですが、お口の中のトラブルが全身の不調につながる場合があるのです。

原因によってはインプラントの抜去が必要になることもあるので、あらかじめ原因と対処法を知っておくとよいでしょう。

そこでこの記事では、インプラント治療後に頭痛がする原因と5つの対処法について解説します。インプラント治療後の頭痛にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療とは?

インプラント治療

インプラント治療とは、歯を失ったところにインプラント体を埋め込み、その上に人工の歯を被せて歯を補う治療法です。

歯を補う治療法にはインプラント治療のほかにブリッジや入れ歯などもありますが、どちらも周りの歯に負担がかかったり、見た目が悪くなったりすることがあります。

その点、インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込むことで1本の歯を作れるため、周りの歯に負担がかかることはありません。さらに、しっかり噛めるようになるのが最大のメリットです。また、被せ物部分にはセラミックなどを使用することが多いため、審美的にも優れています。

ただし、インプラント治療は外科手術が必要になるため、健康状態によっては治療できないことがあります。また、保険適応外の治療となるため、費用は高額になることを理解しておきましょう。

インプラント治療後に頭痛がする原因

インプラント治療後に頭痛がする原因イメージ

インプラント治療は外科手術を伴うため、手術直後に一時的に頭痛が起こる場合があります。また、口内環境の変化やトラブルによって、治療後に頭痛が起こることもあるため注意が必要です。ここでは、インプラント治療後に頭痛が起こる原因について解説します。

インプラント手術直後の頭痛

インプラント手術直後に頭痛がする原因は、以下の2つです。

手術に対するストレスや緊張

インプラント手術では、麻酔をして顎の骨にドリルで穴を開け、インプラント体を埋め込みます。手術といっても局所麻酔をして治療を行うため、入院の必要はありません。

しかし、人によっては手術に対する緊張や不安、ストレスにより、頭痛や肩こり、体の不調を引き起こすことがあります。この頭痛は、気持ちや体の緊張が和らげば治まることがほとんどです。そのため、手術直後は安静に過ごし、様子をみるのがよいでしょう。

術後の一時的な頭痛

インプラント手術では顎の骨に穴を開ける必要があるため、手術直後に麻酔が切れると、痛みや腫れが起こる場合があります。手術直後の痛みや腫れがストレスや体の緊張につながり、頭痛を引き起こすことがあります。

ただし、手術直後の痛みや腫れは1週間程度で治まることがほとんどです。これらの痛みが治まれば頭痛も治まるはずですので、1週間程度は様子をみるとよいでしょう。

インプラント治療後の頭痛

インプラント治療後の頭痛の原因は、以下の4つです。

噛み合わせの不具合

インプラント治療後に頭痛がする場合、噛み合わせの不具合が原因のひとつと考えられます。

自分の歯と同じように、インプラントに取り付けた被せ物部分も、治療から時間が経てば少しずつ摩耗していきます。これにより、インプラントと周りの歯とのバランスが崩れ、噛み合わせが悪くなることがあるのです。

また、加齢や虫歯、歯周病なども、噛み合わせが悪くなる原因のひとつです。噛み合わせが悪くなると、一部の顎の骨や筋肉に負荷がかかり、頭痛を引き起こすことがあります。

上顎洞の炎症

上顎洞とは、上顎の上部、頬の内側にある空洞のことです。上顎にインプラントを埋め込む場合、インプラント体を埋め込む深さや角度などによって上顎洞周辺が傷つくことがあります。

これによって細菌に感染し、炎症が起こると、頭痛や肩こりだけでなく、鼻づまりや顔の痛み、発熱などの症状が現れることがあるので注意が必要です。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯茎や顎の骨が炎症を起こす病気のことです。

歯周病と同じような病気で、症状がすすむとインプラントを支える顎の骨が溶かされ、インプラントがぐらつくことがあります。インプラント周囲炎が進行してインプラントがぐらつくと、噛み合わせが悪化して、頭痛を引き起こすことがあります。

さらに、インプラント周囲炎が重症化すると、インプラントが抜け落ちることもあるため注意が必要です。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしり・食いしばりの癖がある場合、頭痛や肩こりなどの体の不調を引き起こしやすいといわれています。これは、歯ぎしり・食いしばりをすると、歯や顎関節などに普段の倍以上の負担がかかるからです。

歯ぎしり・食いしばりを放置すると頭痛だけでなく、噛み合わせの悪化や肩こり、めまいなどにつながる場合もあります。さらに放置すると顎の変形を招く場合もありますので、なるべく早く対処することが大切です。

インプラント治療後に頭痛がするときの対処法

患者に説明している医師

ここでは、インプラント治療後に頭痛がするときの対処法を5つ解説します。

歯科医師に相談する

インプラント治療後に頭痛が起きたら、まずは歯科医院を受診しましょう。インプラント手術に対するストレスや緊張からくる一時的な頭痛であれば、様子をみてもかまいません。

しかし、インプラントのトラブルからくる頭痛であれば、早急に対処が必要です。頭痛の頻度やほかの症状、頭痛が起こり始めた時期、お口の中の変化などを歯科医師に伝えてください。

噛み合わせの調整

インプラント治療後の噛み合わせの悪化が原因で頭痛がする場合、全体的な噛み合わせを調整する必要があります。

まずは、インプラントに不具合がないか確認します。インプラントのねじのゆるみにより噛み合わせが悪化している場合、ねじを締め直すことで噛み合わせは改善できるでしょう。

被せ物の擦り減りにより噛み合わせが悪化している場合は、現在の噛み合わせに合わせて被せ物を作り直す必要があります。

また、インプラント治療直後は噛み合わせに問題がなくても、加齢や歯周病などによって全体的に噛み合わせが変化する場合もあります。噛み合わせの悪化は頭痛やインプラントのトラブルを招く可能性があるため、定期的に噛み合わせを確認・調整してもらうことが大切です。

上顎洞炎の治療を受ける

インプラント治療後の頭痛の原因が上顎洞の炎症である場合は、治療が必要です。上顎洞炎の治療では、まず抗生物質や痛み止めを服用し、炎症や痛みをやわらげます。上顎洞炎の症状が慢性化している場合には、長期にわたって薬の服用が必要になることもあるでしょう。

また、服薬しても症状が改善しない場合には、インプラントを抜去しなければならないこともあります。

インプラント周囲炎の治療を受ける

インプラント周囲炎が原因で頭痛が起きている場合は、治療を受ける必要があります。

インプラントの周りに炎症が起こっている場合は、炎症を抑える薬を投与することもあります。これにより、インプラントの周りの炎症が抑えられ、インプラントのぐらつきが改善される場合もあるでしょう。

しかし、このような処置を行っても症状が改善されない場合は、外科的治療が必要です。麻酔をして歯茎を切開し、深くなった歯周ポケットやインプラント体についた汚れを洗浄します。インプラントのぐらつきがひどい場合には、インプラントの抜去が必要な場合もあります。

インプラントを長持ちさせるためには、インプラント治療が終わっても、定期的にメンテナンスを受け、インプラント周囲炎を予防することが重要です。

歯ぎしり・食いしばり対策をする

歯ぎしり・食いしばりが原因で頭痛が起きている場合、ナイトガードを装着して対処する必要があります。

歯ぎしり・食いしばりは就寝中の無意識のうちに行っている場合が多く、気を付けていても自分で治すことは難しいといわれています。そのため、就寝中にナイトガードを装着し、歯や顎にかかる負担をやわらげる必要があるのです。

また、歯ぎしり・食いしばりの主な原因は、ストレスだといわれています。運動やストレッチをしたり、睡眠時間を確保したりしてストレスを発散し、歯ぎしり・食いしばりをなくすよう心がけることも大切です。

まとめ

綺麗な歯の女性

インプラント治療後に頭痛が起こる原因は、噛み合わせの悪化や上顎洞炎の炎症、インプラント周囲炎などさまざまです。頭痛の原因によっては、放置しているとトラブルに発展し、インプラントを抜去しなければいけないこともあるでしょう。

そのため、インプラント治療後に頭痛がする場合、まずは歯科医院を受診して相談してください。また、定期的にメンテナンスに通い、インプラントのトラブルを予防することも大切です。

インプラント治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療、インプラント、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな診療に力を入れています。診療案内ページはこちらネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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セラミック治療後に歯茎が黒くなる?原因や防ぐ方法を解説!

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

セラミック治療後に歯茎が黒くなるイメージ

セラミック治療は、天然歯のような色や透明感を再現できる治療です。虫歯などの治療の際に使用する補綴物として、銀歯ではなくセラミックが選ばれることが増えています。

しかし、歯は綺麗に仕上がったものの、セラミック治療後に歯茎が黒くなって悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因や対処法などについて解説します。セラミック治療後の歯茎の黒ずみにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

セラミック治療とは?

セラミック治療で綺麗な歯になった人

セラミック治療とは、セラミックと呼ばれる素材で詰め物や被せ物を行う治療法です。

セラミックは陶器と同じ素材なので、天然歯のような透明感やツヤ、白さを再現できます。周囲の歯と比べても見分けがつかないほど、自然に仕上げられるという点は大きなメリットでしょう。

また、銀歯は経年劣化によって変形するため、隙間が生じて虫歯が再発するリスクがあります。セラミックの場合は耐久性や機能性にも優れているので、長く使用しても形状が変わりません。

ただし、セラミックは保険適用外なので自費診療です。治療費が全額自己負担になるため、銀歯よりも費用は高いでしょう。

セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因とは?

金属を使用しているメタルボンドクラウン

銀歯の場合、唾液に長年晒されることで金属が溶け出し、歯茎が黒くなる場合があります。

しかし、セラミックは基本的には金属を使用していません。なぜ、セラミック治療で歯茎が黒くなることがあるのでしょうか。

金属が使用されている

セラミックには複数の種類が存在し、それぞれ異なる特徴を持ちます。その中でも、メタルボンドという素材は、内側の土台が金属で上からセラミックを焼き付けています。

金属は唾液に長く晒されていると、金属イオンが溶け出します。溶け出した金属イオンの色素が沈着すると、歯茎が黒くなるのです。土台や被せ物に使われる金属が溶け出し、歯茎が黒く変色することをメタルタトゥーと呼びます。

歯の黒ずみが不安な方は、メタルボンドを避けると良いでしょう。

土台に金属を使用している

歯を大きく削って被せ物を装着するときは、土台を立てます。根管治療後の歯の場合、神経や血管を取り除いているため、歯に必要な栄養が運ばれなくなり通常の歯よりも脆くなります。

そのまま被せ物を装着すると、噛む際の衝撃で歯が割れたり、被せ物が外れたりしやすいため、土台を立てて補強するのです。

土台にはいくつか種類があり、金属のものも存在します。被せ物にセラミックを使用していても、土台が金属であれば治療後に歯茎が黒くなるリスクがあります。

歯が変色している

虫歯などが原因で歯の神経が死んだり歯の神経を取り除いたりした場合、歯が変色することがあります。セラミックを被せても、歯自体が変色していると元の歯の色が透けて見えます。

そのため、歯茎が黒ずんだように見えることがあるでしょう。

歯周病

セラミック治療後に歯周病になって症状が進行すると、歯茎が黒くなるケースがあります。歯周病とは、歯垢や歯石が蓄積して細菌が繁殖することで炎症を引き起こす疾患です。症状が進行すると、歯を支えている骨が溶ける可能性もあります。

歯周病になると、歯茎の炎症によって腫れや出血が起こり、歯茎の色が赤黒くなります。進行すると歯茎から膿が出るようになり、歯茎に黒ずみが生じます。

歯周病が起こる原因には、口腔ケアが不十分なことや加齢などが挙げられます。

喫煙

健康的な歯茎は、歯茎の毛細血管が透けてピンク色に見えます。

しかし、喫煙するとタバコに含まれるニコチンによって毛細血管が収縮します。毛細血管が収縮することによって血管を流れる血液量が減少すると、歯茎が黒ずんで見えるようになるのです。

また、喫煙による有害物質から歯茎を守ろうとして、体はメラニン色素を作ります。喫煙を継続するほどメラニン色素の働きで色素沈着が起こりやすくなり、歯茎の黒ずみが進むでしょう。

セラミック治療後に歯茎が黒くなったときはどうする?

セラミック治療後に歯茎が黒くなったときはどうするか考えている人

セラミック治療後に歯茎が黒くなった場合、自力で改善することは難しいでしょう。以下で、黒くなった歯茎を改善するための方法をご紹介します。

レーザー治療

セラミック治療後に黒くなった歯茎を改善するための方法の一つとして、レーザー治療が挙げられます。レーザー治療は、黒くなった歯茎の表面組織をレーザーで焼き、新しい歯茎の成長を促進させる施術です。

レーザー治療後、焼いた歯茎は一時的に白っぽくなりますが、数日で白い部分は消えて健康なピンク色に変わります。

ピーリング

色素沈着で歯茎が黒ずんでいる場合、ピーリングをするという選択肢もあります。

歯茎に歯科用ピーリングの薬剤を塗布することで表層の歯茎にダメージを与え、メラニンを除去して歯茎の新生を促します。施術後2週間程度で、本来の健康なピンク色の歯茎を取り戻せるでしょう。

ただし、ピーリングの施術では刺激を感じる可能性があります。

金属の素材を変更する

土台に金属を使用しているなど、金属が原因で歯茎の黒ずみが起こっている場合には、原因である金属を取り除きましょう。歯茎の黒ずみをレーザーやピーリングで改善しても、素材を変更しなければ再び歯茎の黒ずみが起こる可能性があります。

セラミックにはさまざまな種類があるので、歯科医師に相談しながら素材の変更を検討してみてください。

歯周病の治療をする

歯周病の進行が原因で歯茎が黒ずんでいる場合には、歯周病の治療をしましょう。歯周病の原因となる歯垢や歯石の除去で改善されることもありますが、進行していれば外科治療が必要です。

セラミック治療後に歯茎が黒くなるのを防ぐ方法は?

セラミック治療後に歯茎が黒くなるのを防ぐため歯磨きをしっかりしている人

一度黒くなった歯茎を元の色へ戻すことは簡単ではありません。そのため、歯茎が黒くならないように予防することが大切です。

セラミック治療後に歯茎が黒くなるのを防ぐ方法には、以下のものが挙げられます。

金属素材を選択しない

セラミック治療でも、土台が金属を使用しているものを選択すれば、歯茎の黒ずみが起こるリスクがあります。歯茎が黒ずむことを避けるためには、金属を使用している素材は避けましょう。

現在金属の素材を使用していて黒ずみなどの問題がない場合でも、将来的に歯茎が黒くなる可能性があります。早めに素材を変更することで歯茎の黒ずみを予防できるので、検討しましょう。

歯茎が黒くならないセラミックの素材には、オールセラミックやジルコニアセラミック、e-maxなどがあります。全てセラミックですが、種類ごとに特徴が異なります。歯科医師に相談し、治療箇所や歯の状態に合った素材を選んでください。

日常のケアを丁寧に行う

歯周病が悪化すれば、歯茎が黒ずむ原因になります。歯茎の黒ずみ以外にも、歯が抜け落ちる可能性もあるため、歯周病にならないように日頃から丁寧に歯磨きをすることが大切です。

特に、歯と歯の間は磨き残しが生じやすいため、歯間ブラシやフロスも使用して綺麗に汚れを落としましょう。

禁煙する

喫煙を続けていれば、タバコの有害物質によって歯茎の黒ずみが進むリスクがあります。喫煙は、歯茎だけではなく全身の健康にも悪影響を及ぼします。歯茎と体の健康を維持するためにも、禁煙することが望ましいでしょう。

定期的に通院する

歯科医院に定期的に通院すれば、歯茎や歯の状態をその都度確認してもらえます。虫歯や歯周病などの問題も、悪化する前に発見・治療が可能です。そのため、黒ずみの原因を予防することにつながるでしょう。

また、定期的に通院すれば、歯のクリーニングや歯磨き指導により、歯茎や歯の状態の健康を維持できます。問題が起こってから歯科医院へ行くのではなく、定期的に通院して状態の確認やクリーニングをすることが大切です。

まとめ

歯茎も治り綺麗な口元になった人

セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因は、金属素材の使用や歯周病が関係しています。

金属を使用している場合、歯茎が黒くなるだけではなく、金属アレルギーや長期使用による劣化などのリスクもあります。今は黒ずみがなくても将来的に黒ずみが生じる可能性はあるので、早い段階で金属を使用していない素材へ変更することで予防しましょう。

また、歯周病や歯の変色などが原因で、歯茎が黒ずんで見えるケースもあります。定期的に歯科医院を受診し、原因を作らないようにすることが大切です。

歯茎の黒ずみにお悩みの方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療、インプラント、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな診療に力を入れています。診療案内ページはこちらネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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安いインプラントでも問題ない?治療を受ける場合に確認すべきことも解説

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

インプラントイメージ

インプラントは人気上昇中の治療ですが、高額な治療費がかかることでも知られています。「できるだけ安い費用でインプラントを受けたい」「安いインプラントでも問題ない」と考える方は少なくありません。

しかし、インプラント治療が高いのには理由があります。安いインプラント治療を受ける前に、インプラントの費用について正しく理解しておくことが大切です。

本記事では、インプラントが高い理由や、安いインプラントの治療を受ける前に確認すべきポイントを解説します。

インプラント治療とは?

インプラント治療のイメージ

インプラント治療は、失った歯を補う治療の1つです。失った歯の顎の骨に金属製のネジ(インプラント体)を埋め込み土台とし、その上に人工歯を被せます。

歯を補う他の治療法のブリッジや入れ歯と異なり、天然歯と見分けがつかないほどの高い審美性や、ご自身の歯に近い感覚で噛める機能性が特徴です。治療後は、違和感なく好きなものを食べたり、自信を持って笑ったりできるので治療を望む方は少なくありません。

しかし、インプラントの治療費の相場は1本あたり40万円前後です。骨造成など、顎の骨を増やす処置が必要な場合は、更に費用がかかります。

高額な治療なので、審美性や機能性にはこだわりたいと考えていても、治療を受けることを躊躇している方も少なくありません。

インプラント治療が高い理由

インプラント治療が高いイメージ

「インプラント治療はどうして高いのだろう?」と思う方もいらっしゃることでしょう。インプラント治療が高いことはデメリットとして挙げられることが多いですが、費用が高い本当の理由を知れば納得して治療を受けられるかもしれません。

本項目では、インプラント治療が高い理由について見ていきましょう。

保険が適用されないから

インプラントは、保険が適用されない自由診療です。そのため、インプラント本体の費用はもちろん、インプラントを埋め込む手術の費用、精密検査の費用、通院費用、メンテナンス費用など、インプラント治療にかかる費用は全て自分で払わなければなりません。

もともと保険が適用になるのは、機能を補うために必要な最低限の治療です。歯を失った後に保険適用でできる治療法としては、ブリッジや入れ歯があります。

インプラント治療はより審美性や機能性を向上させる治療と考えられており、一部の例外を除いて保険適用にはなりません。

部品の価格が高いから

インプラントの部品は、質や耐久性の高い材料を使用して作られます。例えば、土台に使用するインプラント体は、耐久性がよく骨と融合しやすい材質のチタンやチタン合金、ジルコニアなどを使用し精巧に作られます。

また、人工歯に使用される材料も、ジルコニアやセラミックなど、審美性や耐久性、強度こだわったものを使用することが多いです。

良質な材料を使っているため、インプラント治療の値段が高くなるのです。

設備に費用がかかるから

インプラント治療を行うにあたっては、整った設備が必要です。より詳しい分析を行うために精巧なCTスキャンを導入したり、専用の手術室を設けたりしている歯科医院は少なくありません。

外科手術の際に感染しないように、衛生面にも配慮しなければなりません。器具や施術台を清潔な状態に保つ必要があります。

設備の導入や管理にも費用がかかるため、インプラント治療の費用が高くなるのです。

高い技術と経験が求められるから

インプラント治療は外科手術が必要です。インプラント手術にかかる時間は10分から1時間程度と短いですが、治療を行う歯科医師やスタッフには高い技術や経験が求められます。

口腔内の状況は1人ひとり異なるため、精密検査の結果をもとに血管や神経の位置、骨の厚みなどを確認しつつ、慎重に手術を行わなければなりません。骨を削る際にドリルの回転数が早すぎると骨が壊死するリスクもあるため、適切な回転数を保つ必要もあります。

専門的な知識と高度な技術が必要なので、研修会に参加したり実際に経験を積んだりして歯科医師は技術を磨いています。高度な知識や技術が必要な治療なので、費用も高くなるのです。

安いインプラントでも問題ない?

安いインプラントでも問題ないかのイメージ

「インプラント治療が高い理由は理解したけれど、高い治療費を払うのは難しい」「安いインプラントだと何が問題なの?」と考える方もいるでしょう。結論からお伝えすると、相場よりも極端に安いインプラントは危険といえます。

安いインプラントに考えられる問題は、以下のとおりです。

本体の価格だけを提示している

上述したとおり、インプラント治療にはさまざまな費用がかかります。安くインプラント治療ができると謳っている場合、インプラント本体のみの価格を提示している可能性も考えられるでしょう。

安いと思ってインプラント治療を開始した後、精密検査や手術の費用などが別途発生し、結果的に高い治療費を支払う結果になることがあります。

保証がない

安いインプラントには、保証が設けられていない可能性があります。

一般的に、インプラント治療を受けると、インプラント本体や手術などに保証が設けられています。保証内容は歯科医院によって異なりますが、5年〜10年ほどの間に起こったトラブルには、無料、もしくは一部負担で対応してもらえることが多いです。

しかし、安いインプラントの場合、保証期間が短かったり、なかったりすることがあります。再治療の費用負担が大きくなったり、トラブルに対応してもらえないこともあるでしょう。結果的に、費用面でも精神面でも大きな負担となりかねません。

承認されていないものを使用している

インプラントには多くの種類がありますが、国に承認され世界的に有名なメーカーのものを使用するのが一般的です。信用度が高く実績があり、保証もしっかりしているからです。

しかし、安くインプラント治療を提供している場合、承認されていないインプラントを使用している可能性も否めません。例えば、実績のないメーカーのものや安全機構が組み込まれていないものなどです。

それらのインプラントを使用した場合、手術後に破損したり脱落したりするトラブルが起こる可能性もあるでしょう。

治療に必要な環境が整っていない

インプラント治療に必要な環境が整っていない危険性もあります。通常、インプラント治療の前に精巧な機械を使用して精密検査をし、細心の注意を払って手術を行います。

検査を省けばその分費用を抑えられますが、治療に必要な設備が十分に整っていないと、神経や血管の正確な位置を把握できない状態で手術をしなければなりません。神経や血管を傷つけ、後遺症が出るリスクもあるでしょう。

また、手術を行うのに必要な消毒・滅菌ができていない状態で手術をすると、感染症を発症する危険が高くなります。

安いインプラント治療を受ける場合に確認すること

安いインプラント治療を受ける場合の確認事項イメージ

安いインプラント治療を受ける場合、いくつかのリスクが伴います。インプラントの相場から大幅に安い治療を受ける前は、下記のことを確認する必要があります。

保証内容はしっかりしているか

万が一トラブルが起きたときに対応するため、保証内容について詳しく確認しましょう。例えば、保証期間や保証条件についてです。

一般的に保証期間は5年〜10年ですが、それよりも短い場合や全くない場合は注意しましょう。保証対象の部品や内容なども把握しておくとよいでしょう。

さらに、信頼できる口腔外科と連携が取れているか確認することも大切です。出血が止まらなかったり、痺れが治らなかったりするなど、緊急な事態が発生したときに即座に対応してもらう必要があるからです。

安心して治療を受けるためにも、カウンセリングの際にしっかりと確認してください。

信用できる材料を使っているか

信頼できるインプラントのメーカーを使用しているか、確認することも大切です。世界的に有名なメーカーのインプラントを選ぶと、安全性や機能性がよいため安心して手術を受けられます。

また、有名なメーカーであれば採用している歯科医院も多いので、引越しなどの理由で手術をした歯科医院に通院できなくなった場合も対応してもらいやすいでしょう。破損などのトラブルが起こったときも、必要な部品を取り寄せやすくスムーズに対処できます。

実績やスキルのある歯科医師か

経験豊富で高い技術を持つ歯科医師が手術を行っているか確認することも大切です。インプラントは外科手術を伴いますが、周囲の組織を傷つけずに安全に処置をしたり、患者さまの顔立ちや骨の状態に合わせてインプラントを埋め込んだりするためには、高い技術が不可欠です。

経験が豊富な歯科医師だと、患者さまの状態に合わせた治療を施し、万が一トラブルが発生した際も迅速に対応してくれるでしょう。

歯科医院内の環境がよいか

歯科医院内の環境が、インプラント治療に対応できているか確認することも重要です。例えば、精密検査の際に細部まで確認できるCTスキャンを使用しているか、滅菌や消毒をきちんと行い、清潔な環境で手術をしているかなどを確認できるでしょう。

最新設備を整えている歯科医院であれば、より精密な診断ができます。安全で正確な治療を提供するためには非常に重要です。

また、診療室が清潔な状態だと、手術後に感染するリスクを減らせます。

歯科医師とスタッフが患者さまに寄り添い、丁寧な説明をしてくれるかどうかも考慮してください。インプラントは高額なので、不安や疑問を解消して治療に臨みたいと考える方は多いです。

信頼関係を築き、なんでも相談できる歯科医院で治療を受けると安心できるでしょう。

まとめ

インプラント治療にて綺麗な歯になった人

インプラント治療に高額な費用が必要なのは、インプラント本体が高額であることや、手術には高い技術と最適な設備が必要であることが関係しています。また、保険適用ではないため、全額の治療費を自費で支払わなければなりません。

そのため、入れ歯やブリッジに比べると費用が高くなります。

安いインプラントの場合、保証がしっかりしているか、信頼できるメーカーのものか、歯科医師の技術が十分になるか、歯科医院の設備が整っているかなどを確認する必要があります。インプラント治療は高額ですが、費用が高いことには理由があるのです。

インプラント治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯・歯周病治療、インプラント、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな診療に力を入れています。診療案内ページはこちらネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください

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インプラント手術後どれくらい経ったら食事ができる?適した食事も解説

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

インプラント手術後の食事イメージ

インプラント手術後の食事では、何を食べたら良いか悩む方は多くいます。特に、インプラント後の食事の内容によってインプラントに悪い影響を与えないか不安になる方も少なくありません。

本記事では、インプラント手術後の食事や避けたほうが良い食べ物について解説します。食事以外で気を付けるべきことも併せて解説するため、インプラント治療後の食事が不安という方はぜひ参考にしてみてください。

インプラント手術後どれくらい経ったら食事ができる?

インプラント手術のイメージ

基本的にインプラント手術後は当日から食事が可能であり、いつ食事を摂っても問題ありません。

しかし、いつ食べても良いからといって手術が終わった数分後に食事してよいわけではありません。適切なタイミングがあるので、食事のタイミングについては以下の点に注意しておくとよいでしょう。

麻酔がきれていることを確認する

インプラント手術は局所麻酔を使って行います。インプラント手術後に食事を摂る際には、必ず麻酔がきれていることを確認しましょう。

局所麻酔がきれる時間には個人差がありますが、麻酔が効いてから2〜4時間程度とされています。人によっては6時間程度麻酔がきれないこともあるので、必ず効果が切れていることを確認しましょう。

麻酔が効いていると温度や痛みなどが分かりません。熱い食べ物を食べて火傷をしたり、舌や頬を噛んで傷つけたりしても分からず、食後に口の中が損傷する可能性もあります。

また、しっかりと噛めているかも分かりにくいので、咀嚼不十分で食べ物を飲み込み窒息につながるリスクも少なくありません。これらのことから、麻酔がきれているか、口の中の感覚が戻っているかを確認してから食事を摂りましょう。

手術した箇所と反対側で食事を摂る

インプラント手術直後にインプラント手術をした側で食事を摂ると、縫合している糸がほどけて傷口が開いたり、出血したりするリスクがあります。また、これらが起こると細菌感染を引き起こす可能性もあります。

そのため、インプラント手術後3日程度はなるべくインプラント手術をした側と反対側で食事を摂るようにしましょう。

インプラント手術後に適した食事

インプラント手術後に適したうどん

インプラント手術後2~3日程度は、食事に細心の注意を払うべきだとされています。手術後でも食べやすい食事をチェックして、手術後の献立作りに活用してください。

インプラント手術後でも食べやすい食事は次の通りです。

やわらかい食べ物

歯に負担がかからないように柔らかい食べ物を選びましょう。特に、インプラント手術当日はおかゆ、スープ、柔らかく煮込んだうどん、雑炊、蒸しパンなどが食べやすいです。

両側の歯にインプラントを埋入したケースやオールオン4の場合は、上記のようなメニューが推奨されています。

とろみのある食べ物

ヨーグルト、ゼリーなどとろみのある食べ物は、咀嚼回数が少なくても飲み込めます。また、ヨーグルトやゼリーは低温のため火傷の心配もありません。

栄養が摂れる食べ物

柔らかく、喉越しが良い食べ物が推奨されておりますが、傷口を治すためにはある程度の栄養補給も必要です。傷口を治すためにはタンパク質、亜鉛、ビタミンが必須です。

これらの栄養が取れて、尚且つ食べやすいものを選ぶとよいでしょう。例えば豆腐はタンパク質が豊富で、にんじんやほうれん草といった野菜にはビタミンが多く含まれています。手術後は意識して食事に取り入れましょう。

一口で食べられるもの

前歯でかじり取って食べる物は、前歯しか使っていないと思うかもしれませんが、他の歯にも負担をかけています。また、かじり取る必要があるものはある程度の硬さもあるため、咀嚼の段階で歯に負担をかけます。なるべく一口で口の中に入る食べ物を選びましょう。

インプラント手術後に避けたほうがよい食べ物

インプラント手術後に避けたほうがよい食べ物イメージ

インプラント手術後、食べることで状態を悪化させる可能性のある食べ物もあります。そのため、インプラント手術後に順調に回復するためにはこれらの食べ物を避けるようにメニューを作りましょう。

インプラント手術後に避けたほうが良い食べ物は、次の通りです。ここでご紹介する食べ物はインプラント手術後3日~1週間は避けたほうがよいとされていますが、あくまで目安です。

何をどれだけ避けるべきかは、医師に確認しましょう。

刺激物

香辛料が多く含まれている食べ物は、血流を良くするため出血の原因となります。他にも酸味が強い食べ物は、傷口を刺激して出血や腫れ、痛みの原因となるため控えましょう。

また、甘い食べ物も傷口を刺激する食べ物とされています。そのため、インプラント手術後1週間程度は甘い食べ物も避けておくのが望ましいでしょう。

硬い食べ物

硬い食べ物は、噛んでいる時に手術をした場所を傷つける可能性があります。また、細かい破片が挟まって取れなくなったり、インプラントの入っている側で誤って噛んで仮歯が割れたりするリスクもあるため避けておきましょう。

大きな口を開けて食べる食べ物

ハンバーガーなど、大きな口を開けないと食べられないものも、インプラント手術後は暫く控えましょう。口を大きく開けると傷口も引っ張られて、傷が開く可能性があるからです。

粘着質な食べ物

ガムやお餅といった粘着質な食べ物は、仮歯や人工歯が取れたり、インプラント体がぐらついたりする原因にもなり得ます。絶対にインプラントの入っているところで噛まないで食べ終われるという保証はないので、避けておいたほうがよいでしょう。

アルコール

アルコールは「噛まずに摂取できるから手術直後から飲んでも大丈夫」と思う方がいるかもしれません。

しかし、アルコールは患部に触れた時に強い刺激となり、傷口の炎症につながる可能性があります。また、アルコールは血流を良くする効果があるため、傷口の血流も良くなり出血の原因になることもあります。

そのため、手術後1週間程度は避けたほうがよいでしょう。

インプラント手術後に食事以外で気を付けること

インプラント手術後に食事以外で気を付けることを教えてくれる女性

インプラント手術後は、食事以外にも気を付けておくべきことがいくつかあります。食事内容と併せて、以下についても注意を払っておきましょう。

インプラント部分の歯磨きは避ける

インプラントが埋入されている部分は、手術後非常にデリケートな状態となっています。歯ブラシの毛先が触れると刺激となる可能性もあります。インプラントを埋め込んだ部分の歯磨きは避けておきましょう。

また、研磨剤が含まれている歯磨き粉を使うと、傷口に研磨剤が残って強い痛みが生じたり腫れに繋がったりするので、研磨剤が含まれていない歯磨き粉を使うか、も歯磨き粉を使わないで磨いたほうがいいでしょう。

さらに、うがいもいつも通りの強さで行うと刺激になるため、優しくすすぐように心がけましょう。

血流を良くする行動を避ける

運動、入浴、飲酒は血流をよくするため、傷口の悪化や痛みにつながります。そのため、傷口が落ち着くまではなるべく血流を良くする行動を控えて安静に過ごしましょう。

入浴はシャワー浴のみとし、患部の状態が落ち着いてから湯船に入りましょう。

喫煙を控える

タバコには、ニコチンを始めとして様々な有害物質が含まれています。これらの有害物質は血管を収縮させ、傷口の治りを遅らせたり、細菌に感染しやすくしたり、インプラント体と顎の骨との結合を遅らせたりします。

インプラント体と顎の骨がしっかりと結合するまでの2~6か月間は禁煙するのが望ましいです。

患部を触らない

インプラントの状態が気になって触ってしまう方もいるかもしれませんが、指や舌で触ることで細菌が入り、感染を引き起こす可能性があります。そのため、患部はなるべく触らないようにしましょう。

まとめ

インプラント手術後に食事を楽しんでいる夫婦

インプラント手術後は、傷口の治りを良くするためにも食事に気を使う必要があります。食事は手術当日に摂れますが、麻酔がきれていないと口の中を傷つけてしまうため必ず麻酔がきれていることを確認してから食事を摂りましょう。

食事の際には、柔らかく、低温でのど越しが良いものを選んでください。風邪を引いて熱が出たときに食べる物をイメージして食事を選びましょう。また、刺激物や硬い物など、傷口を傷つけるものは避けておくのが望ましいです。

食事以外にも、歯の磨き方や生活行動など注意すべきことがいくつかあります。これらの注意をよく守り、早期にインプラント手術後の傷が回復するよう努めましょう。

注意していたけれど痛みが続いたり出血したりする場合にはなるべく早く歯科医院へ相談してください。

インプラント治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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インプラント治療後の違和感と対処法!違和感を防ぐポイントも解説

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

インプラント治療後に違和感を感じている人

インプラントは天然歯に近い噛み心地と美しい見た目を再現できる治療法です。

しかし、インプラント体を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付けることから、インプラント特有の違和感を覚える方も少なくありません。インプラント治療後の違和感が長く続くと不安になる方も多いのではないでしょうか。

では、インプラント治療後に違和感をおぼえたときにはどのように対処すればよいのでしょうか。

今回は、インプラント治療後の違和感と対処法のほか、違和感を防ぐポイントについても詳しく解説します。

インプラント治療後の違和感とは

インプラント治療後に違和感を感じている人

インプラント治療後に違和感をおぼえる方がいます。では、どのようなときに違和感をおぼえることがあるのでしょうか。ここでは、インプラント治療後に違和感をおぼえる原因について解説します。

インプラント治療直後に生じる違和感

インプラント治療直後に生じる違和感は、以下のとおりです。

患部の腫れや痛み

インプラント手術後、麻酔が切れると、患部が腫れたり痛みを感じたりすることがあります。術後の痛みや腫れは2日〜1週間程度で治まりますが、痛みや腫れを想定し、痛み止めなどを処方する歯科医院も多いようです。

痛み止めを服用しても我慢できないような痛みが続く場合は、なるべく早く歯科医院を受診し、担当の歯科医師に相談するようにしてください。

インプラントが正しい位置に埋入されていない

インプラント治療では人工の歯根であるインプラント体を顎の骨に埋め込みますが、正しい位置に埋め込まれないと違和感をおぼえることがあります。例えば、インプラント体が神経に触れていたり、上顎洞に貫通していたりといったケースです。

インプラントが正しい位置に埋め込まれていないために違和感が生じている場合には、除去しなければならないケースもあるでしょう。

インプラントに慣れていない

歯がなかった部分にインプラントが入ることで違和感をおぼえることもあるでしょう。この違和感は一時的なものであり、インプラントに慣れれば気にならなくなります。

しばらくしてから生じる違和感

インプラント治療後、しばらくしてから違和感をおぼえるケースもあります。具体的な原因は、以下のとおりです。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラントの周辺組織が炎症を起こす疾患です。インプラントは人工物であるため虫歯にはなりませんが、メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎になる可能性があります。

インプラント周囲炎を発症すると歯茎が腫れたり出血したりします。進行するとインプラントがぐらついて、最悪の場合には抜け落ちることもあるでしょう。

インプラント周辺が腫れていたり、インプラントがぐらついたりといった違和感がある場合はインプラント周囲炎に罹患している可能性があるため、なるべく早く歯科医院を受診しましょう。

アバットメントがゆるんでいる

インプラントは人工の歯根であるインプラント体と人工歯である上部構造、インプラント体と上部構造をつなぐアバットメントの3つの部品でできています。アバットメントがゆるむとぐらつくなどの違和感が現れることがあります。

噛み合わせが悪いとインプラントに負担がかかり、アバットメントがゆるむことがあります。

インプラントが摩耗している

インプラントを長期間使用すると、天然歯同様に摩耗します。そのため、装着した人工歯が擦り減って噛み合わせが変わると違和感を覚えることがあるでしょう。

また、人工歯部分に天然歯よりも硬いジルコニアなどを使用すると、噛み合う歯が擦り減る可能性もあります。歯ぎしりや食いしばりが強いことによって歯が欠ける可能性もあるため、これらの癖がある場合は、事前に歯科医師に相談しましょう。

インプラント以外の歯に問題が起こっている

インプラント周辺の歯や口腔内に問題が起こっていることが原因で違和感が生じる可能性もあります。隣接する歯の虫歯などがその一例です。

インプラント治療後に違和感が出た場合の対処法

インプラント治療後に違和感を感じて確認している人

ここでは、インプラント治療後に違和感を覚えたときの対処法について解説します。

インプラント周囲をやさしく磨く

炎症がある部位を歯ブラシで強くこすることは避けるべきですが、汚れを放置すると炎症が悪化し、インプラント周囲炎が進行する可能性があります。

インプラント周辺は、汚れが溜まらないよう柔らかい歯ブラシでなでるようにプラーク(歯垢)を取り除いてください。また、抗菌作用のあるうがい薬でうがいをするのもよいでしょう。

一時的に表面の炎症が治まっても、骨が吸収されている可能性があるので、必ず歯科医院でインプラントの状態を確認してもらってください。

なるべく早く歯科医院を受診する

インプラント治療後に違和感がある場合は、できるだけ早く歯科医院を受診してください。たとえば、歯磨きのたびに出血する、歯茎が腫れてきた、噛んだときにぐらつくなど、小さなトラブルでも見逃さないようにしましょう。

上記に挙げた症状がある場合は、インプラント周囲炎の可能性があるため、なるべく早く歯科医院を受診して適切な処置を受けてください。

歯科医院の受診を先延ばしにすると手遅れになるリスクが高まります。そのため、インプラント治療後に違和感があるときは、速やかに歯科医院を受診しましょう。

インプラントに負担がかからないようにする

インプラント治療後に違和感を覚えるときは、インプラントに負担がかからないようにしましょう。万が一、炎症が起こっているインプラント周辺組織に負担がかかると症状が悪化し、インプラント周囲炎が進行してしまう可能性があります。

また、硬い食材を噛むことでアバットメントが緩み、食事中に人工歯が外れてのみ込むなどのトラブルにつながる危険もゼロではありません。違和感があるとどうしても患部に触れたくなりますが、できるだけ触れずに歯科医院で適切な処置を受けましょう。

インプラント治療後に違和感が出ないようにするためのポイント

インプラント治療後に違和感が出ないようにするためのポイントを教えてくれる人

インプラント治療後に違和感が出ないようにするためには、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です。メンテナンスを怠り、インプラント周囲炎などのトラブルが発生すると、そのたびに歯科医院を受診しなければなりません。

インプラント治療後に違和感が出ないようにするためのポイントは、以下の通りです。

インプラント周囲を清潔に保つ

インプラントは天然歯に比べて汚れが付きやすい構造になっています。毎日しっかりとセルフケアを行い、インプラントと歯茎の隙間のプラーク(歯垢)をきれいに取り除くことが重要です。

歯と歯の間や歯並びの悪い部分に付着した汚れは、歯ブラシだけでは取り除けないことがあります。そのため、日常的にデンタルフロスや歯間ブラシを使用して、口腔内を清潔に保ちましょう。外出時などどうしても歯磨きができないときは、水でうがいをしてください。

インプラントのトラブルだけでなくほかの歯の健康を守るためにも、毎日の習慣としてセルフケアを積み重ねていくことが大切です。

定期的にメンテナンスを受ける

インプラント治療後の違和感を防ぐためには、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることも大切です。

メンテナンスでは、インプラントや噛み合わせに異常はないか、虫歯になっていないかなどをチェックします。また、セルフケアで完全に落としきれないプラーク(歯垢)や歯石を専用の器具や機械を使用して除去します。

インプラント治療後の違和感を防ぎ、寿命を延ばすためにも、定期的にメンテナンスは受けるようにしましょう。

インプラントに衝撃が加わらないようにする

インプラントを埋入してからすぐに顎の骨と結合するわけではありません。インプラントが顎の骨と結合して安定するまでには、数か月〜半年程度かかります。

この時期に、インプラントや周辺組織に衝撃が加わると、インプラントと顎の骨の結合が妨げられる可能性があるため注意しなければなりません。具体的には、以下のことは避けましょう。

刺激の強い食べ物・硬い食べ物は避ける

ナッツや煎餅などの硬い食べ物は避けるようにしましょう。インプラントで硬い食べ物を噛むと顎の骨に大きな力が加わるため、トラブルが起こる可能性があります。

また、インプラント手術直後は歯茎に傷が残っており、辛いものなど刺激物を口にすると痛みが増す可能性があるため注意が必要です。

激しい運動は避ける

インプラント手術後、顎の骨と結合するまでの間は、激しい運動は避けましょう。顎の強打や相手との接触によりインプラントに衝撃が加わると、インプラントと顎の骨がうまく結合しなくなる可能性があります。

違和感や痛みがない場合でも、常に注意を払って過ごすようにしましょう。

まとめ

インプラント治療後の違和感が解消され健康な口元になった人

インプラントが正しい位置に埋め込まれていなかったり、慣れていなかったりすると違和感をおぼえることがあります。また、インプラント周囲炎やアバットメントのゆるみによって違和感をおぼえることもあるでしょう。

インプラント治療後に違和感を覚えたときは、患者様自身で判断せずに早急に歯科医院を受診しましょう。インプラント治療後にかかりやすいインプラント周囲炎を予防するためにも、歯科医院での定期的なメンテナンスは不可欠です。

また、自覚症状がない場合でも、定期的にメンテナンスを受けることで小さな変化も見逃さず、歯のトラブルを回避できます。

インプラント治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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奥歯をセラミックにするメリット・デメリット、種類を解説!

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

セラミック歯の画像

セラミックは奥歯の治療においてもしばしば使用されています。奥歯の詰め物・被せ物としてセラミックを選択するのには多くのメリットがあります。

なかには、セラミックには様々な種類があるため、どれを選べばいいのかわからないという方もいるでしょう。

そこで今回は、奥歯をセラミックにする際のメリットとデメリット、そして主なセラミックの種類について詳しく解説します。

奥歯にはセラミックと銀歯のどちらが選ばれている?

奥歯にはセラミックと銀歯のどちらが選ばれているかイメージ

奥歯の修復にはセラミックと銀歯が一般的に使用されます。患者さんがどちらを選ぶべきかについては、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することが重要です。

奥歯の治療において、セラミックと銀歯のどちらを選ぶかは、以下の基準で考えましょう。

審美性

セラミックは白い陶材を使用して作られているため、天然の歯のような白さを再現できます。そのため、笑ったときに見える部分にはセラミックが選ばれる傾向があります。

一方で、銀歯は口を開けたときに目立つことがあります。見た目よりも強度を求める場合には、銀歯が選ばれることが多いです。

費用

予算に応じて選択することも大切です。銀歯は保険が適用されるため、セラミックに比べると安価です。

一方でセラミックは高価ですが、見た目やアレルギーのリスクを避けたい場合には投資する価値があります。

奥歯をセラミックにするメリット

奥歯をセラミックにするメリットイメージ

奥歯の治療にセラミックを選ぶことには多くのメリットがあります。セラミックは見た目の美しさだけでなく、機能性や耐久性にも優れているため、多くの患者さんに選ばれています。

以下に、奥歯をセラミックにする主なメリットをご紹介します。

審美性が高い

セラミックは、天然歯と非常に似た色調や質感を再現できます。そのため、治療後の歯が周囲の歯と調和し、自然な見た目を再現できます。また、セラミックには透明感があり、光の透過性も高いため、天然歯に近い仕上がりになります。

笑ったときや話しをするときに銀歯が目立つことが気になる方にとって、セラミックは理想的な選択肢といえるでしょう。

また、セラミックは経年劣化しにくく、色調の変化もほとんどないため、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。この審美性の高さから、前歯だけでなく奥歯の治療にもセラミックが選ばれることが増えているのです。

金属アレルギーのリスクを回避できる

銀歯に含まれる金属に対してアレルギー反応を示す方もいます。口腔内の金属が溶け出して体内に取り込まれると、かゆみや炎症、口内炎などの症状を引き起こすことがあるのです。

一方、セラミックは金属を使用しない材料であり、金属アレルギーのリスクを避けることが可能です。金属アレルギーを持つ患者さんにとって、セラミックは安心して使用できる治療法です。

ただし、メタルボンドには金属が使用されているため、避けたほうがよいでしょう。

適合性が高い

セラミックは、高精度な成形が可能であり、治療後の歯との適合性が非常に高いです。セラミックの詰め物や被せ物は天然歯とぴったりと合うように作られ、噛み合わせや接触点の問題を最小限に抑えることが可能です。

また、適合性が高いことで、治療部位に隙間が生じにくく、細菌の侵入を防ぐことができます。虫歯や歯周病の再発リスクを低減することができ、口腔内の健康を長期にわたって維持できるのです。

虫歯になりにくい

セラミックの表面は非常に滑らかであり、虫歯の原因となるプラーク(歯垢)が付着しにくいという特徴があります。また、セラミックと天然の歯との間に隙間ができにくいため、虫歯菌が侵入しにくいのです。虫歯になりにくいという点は大きなメリットといえるでしょう。

変色しにくい

セラミックには変色しにくいという特徴もあります。コーヒーや紅茶、タバコなどの影響で歯が変色しにくいため、治療後も美しい白さを保つことができ、長期間にわたって健康的な口元を維持できます。

奥歯をセラミックにするデメリット

奥歯をセラミックにするデメリットイメージ

奥歯をセラミックにすることには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。以下に、奥歯をセラミックにする主なデメリットをご紹介します。

費用が高い

セラミックは審美性や機能性に優れているため、多くの患者さんにとって魅力的な選択肢ですが、費用が高い点はデメリットといえます。セラミック治療は保険が適用されず、治療費は全額自己負担となるため、高額になるのです。

費用面での負担が大きいため、予算に制限がある方にとっては、セラミックの選択が難しい場合があります。

割れることがある

セラミックは非常に硬い素材であり、高い耐久性を持つ一方で、強い衝撃や過度の咬合力が加わると割れることがあります。特に奥歯は咀嚼の際に強い力がかかるため、注意が必要です。

割れた場合には、再治療が必要となり、追加で費用や時間がかかることがあります。患者さんにとって大きな負担となるでしょう。

調整が難しい

セラミックの詰め物や被せ物は、高精度な作製が可能である一方で、一度装着すると再調整が難しい場合があります。例えば、噛み合わせに不具合が生じたり、高さに問題があったりしても調整が難しい場合があるのです。

治療後に噛み合わせの不具合や違和感が生じた場合、作り直しが必要になることもあるかもしれません。

歯の削る量が多い

セラミックを装着するためには、天然の歯を削る必要があります。特に奥歯は、噛み合わせが強い部分です。セラミックの詰め物・被せ物に強度をもたせるためには、多くの歯を削らなければならない場合があります。

歯を多く削ると元の歯が弱くなったり、ほかの問題が発生したりするリスクも高まるでしょう。例えば、歯の神経が影響を受け、痛みや感覚の変化が生じることがあります。

奥歯のセラミックの種類と値段

奥歯のセラミックの値段イメージ

セラミックにはいくつかの種類があり、特徴や値段は異なります。ここでは、主なセラミックの種類とその値段について解説します。

オールセラミック

オールセラミックとは、セラミックだけで作られた素材です。金属を一切使用しないため、金属アレルギーのリスクを避けることが可能です。金属アレルギーの患者さんも安心して使用できます。

また、オールセラミックは全体がセラミックで作られているため、天然歯に非常に近い色調や質感を再現できます。透明感や光の透過性も高いため、周囲の歯と調和し、自然な見た目を再現できる点もメリットといえるでしょう。

ただし、オールセラミックは高価です。また、セラミックは非常に硬い素材ですが、強い衝撃が加わると割れることがあります。特に奥歯は咀嚼の際に強い力がかかるため、注意が必要です。

オールセラミックの詰め物の値段は4万〜8万程度、被せ物の値段は8万〜15万円程度です。

メタルボンド

メタルボンドとは、内側に金属を使用し、外側をセラミックで覆った被せ物です。内側に金属を使用しているため強度が高く、噛み合わせが強い奥歯にも使用できます。また、外側をセラミックで覆っているため、見た目も自然で、審美性に優れています。

ただし、内側に金属を使用しているため、金属アレルギーのリスクがある点はデメリットといえるでしょう。また、角度によっては内側の金属が透けて見えることがあり、審美性が損なわれる可能性があります。

メタルボンドの値段は、1本あたり5万〜15万円程度です。

ジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど非常に強度が高い素材です。そのため、噛む力が強い奥歯にも使用できます。自然な色調を持ち、審美性に優れている点もメリットです。また、金属を使用していないため、金属アレルギーのリスクもありません。

ただし、ジルコニアも値段が高額です。また、非常に硬い素材であるため、加工が難しく、調整が困難な場合があります。

ジルコニアの詰め物の値段は5万〜10万程度、被せ物の値段は10万〜20万円程度です。

e-max

e-maxは、ガラスセラミックスを強化したセラミック材料の一種です。天然歯に非常に近い透明感と光沢を持ち、美しい仕上がりになるのが特徴です。

天然の歯と同程度の強度があるため、噛み合う歯を傷つけることもありません。また、金属を使用していないため、金属アレルギーのリスクがない点もメリットです。

ただし、強い衝撃に弱いため、硬い食べ物を噛むと割れるリスクがあります。

e-maxの詰め物の値段は4万〜6万程度、被せ物の値段は7万〜10万円程度です。

まとめ

セラミック歯の画像

奥歯をセラミックにすると、自然な透明感と美しい見た目が得られ、金属アレルギーのリスクを回避できます。また、プラークが付きにくく、劣化しにくいことから虫歯になるリスクも抑えられるでしょう。耐久性も高く、適切なケアを行うことで長期間使用可能です。

しかし、デメリットも存在します。セラミックは費用が高額であるため、経済的負担が大きくなります。また、衝撃に弱く、割れるリスクがあります。さらに、セラミックを装着するために天然歯を多く削る必要がある点もデメリットといえるでしょう。

奥歯のセラミックの種類には、オールセラミックやメタルボンド、ジルコニア、e-maxなどいくつか種類があります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合ったものを選択しましょう。

セラミック治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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理解しておくべきインプラント治療のメリット・デメリットを詳しく解説!

こんにちは。横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」です。

インプラント治療のメリット・デメリットのイメージ

「インプラント治療ってどういう治療なの?」「インプラント治療にはどんなメリットやデメリットがあるの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

インプラント治療は失った歯を補うための治療ですが、治療内容やメリット・デメリットについては、よく分かっていない方もいるでしょう。インプラント治療以外にも失った歯を補う方法があるため、自分に合った治療法を選ぶためには知識が必要です。

本記事では、インプラント治療の概要やメリット・デメリットについて詳しく解説します。失った歯を補うインプラント以外の治療法もご紹介するので、インプラント治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

インプラント治療とは?

インプラント治療のイメージ

インプラント治療とは、あごの骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。周りの歯に合わせて形や色などを調整しながら人工歯を製作すること、埋め込まれたインプラント体とあごの骨が結合することから、天然歯のような見た目と咀嚼力が手に入ります。

そのため、見た目や機能性を重視する方に選ばれています。自費診療となるため治療費は高額ですが、耐久性と快適性など、メリットが多い治療法といえます。

インプラント治療のメリット

インプラントのメリットを説明するイメージ

インプラント治療のメリットは、以下の5つです。

  • 天然歯で噛む感覚に近い
  • 健康な歯を削る必要がない
  • 審美性に優れている
  • 丈夫で長持ちする
  • 骨が痩せるのを防げる

それぞれ解説します。

天然歯で噛む感覚に近い

インプラント治療を行うと、天然歯と同じような感覚でしっかりと噛めるようになります。あごの骨に直接インプラント体を埋め込むため安定性に優れており、天然歯に近い咀嚼力が手に入るのです。

インプラント体の素材にはチタンが使用されていることが多いです。生体親和性が高く劣化しにくいため、入れ歯やブリッジと比べて長期間使用できます。

健康な歯を削る必要がない

通常のインプラント治療では、1本ずつ独立してインプラントを埋め込むため、ブリッジのように隣接する健康な歯を削ることはありません。他の歯へ負担をかけずに、歯の機能と審美性を回復することができます。

審美性に優れている

インプラントは、見た目の美しさが大きなメリットです。保険適用の入れ歯やブリッジの場合、口を開けたときに金具が見えることがあったり人工歯が不自然に目立ったりするため、見た目を重視する方には不向きです。

一方で、インプラントの人工歯部分にはセラミックやジルコニアなどの素材が使われることが多く、天然歯と同じような自然で美しい見た目が手に入ります。また、金具が見えることもありません。

丈夫で長持ちする

インプラント体は、チタンやチタン合金という生体親和性に優れた金属で作られています。チタンは骨との親和性が高くあごの骨としっかり結合できるため、強く噛みしめても耐えられるでしょう。

また、インプラントは定期的なメンテナンスと適切な口腔ケアを行うことで、10〜15年以上長持ちさせることも可能です。

骨が痩せるのを防げる

歯がなくなると、刺激があごの骨に伝わりにくくなるため骨が痩せていきます。あごの骨が痩せると、あごの骨全体が歪んでいき口元が歪んで見えることがあります。

インプラント治療ではインプラント体を直接あごの骨に埋め込むため、噛む力が直接あごの骨に伝わります。骨が痩せるのを防げるため、顔の歪みも軽減できるかもしれません。

インプラント治療のデメリット

インプラントのデメリットを説明するイメージ

機能性・審美性においてメリットが多いインプラント治療ですが、デメリットも存在します。インプラント治療のデメリットは、以下の5つです。

  • 保険が適用されない
  • 治療期間が長い
  • 外科手術が必要
  • 術後のメンテナンスが必須
  • 感染症にかかる恐れがある

それぞれ解説します。

保険が適用されない

インプラント治療は基本的に自由診療となるため、治療費が全額自己負担で高額になることが多いです。歯の治療において保険が適用されるのは、健康維持や回復を目的とした治療や、医療的に必要性が認められる場合に限られます。

インプラント治療は審美性を目的とした治療と見なされるため、保険の対象外となるのです。

しかし、医療費控除などを活用すれば、経済的な負担を減らしつつインプラント治療を受けることが可能です。詳しくは歯科医師と相談してみてください。

治療期間が長い

インプラント治療は、外科的な手術を伴ったりあごの骨とインプラントが結合するまでに時間がかかったりするため、治療期間が長くなる可能性が高いです。治療には少なくとも3か月、長い場合は1年程度必要です。

あごの骨が不足している場合には骨を増やす手術(骨造成手術)が必要になるので、さらに治療期間が延びます。

外科手術が必要

インプラント治療では、あごの骨にインプラントを埋入するために外科手術を行います。そのため、全身疾患を持つ方や骨の状態が不十分な方、高齢者など、健康状態によっては手術が難しい場合があります。

手術では歯茎を切開して顎骨に人工歯根を埋め込むため、手術に対する不安やリスクを感じる方も少なくありません。麻酔や鎮痛剤でこれらの症状はある程度緩和できますが、手術後のケアが重要です。

術後のメンテナンスが必須

インプラント治療終了後は、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスでは、インプラントの状態や噛み合わせなどの状態をチェックし、必要に応じた処置が行われます。

3か月に1回程度のペースでメンテナンスを受けることが望ましいです。定期的なメンテナンスを続けることで、インプラントを含める口腔内の健康状態を維持してインプラントを長持ちさせられます。

感染症にかかる恐れがある

インプラント治療後は感染症のリスクが伴います。手術後の感染症や、インプラントの周りの組織が炎症を起こすインプラント周囲炎などを発症するリスクがあります。

インプラント周囲炎は、口腔ケアを怠ったり不摂生な生活を送ったりすることが原因で発生します。症状が進行するとインプラント周辺の骨が溶けていき、最終的にはインプラントの脱落を招く厄介な病気です。

インプラント周囲炎を予防するためには、日々の口腔ケアを徹底することが重要です。また、生活習慣の改善や、歯科医院での定期的なクリーニングも欠かせません。

失った歯を補うインプラント以外の治療法

入れ歯を持つ人

ここまで、インプラントのメリット・デメリットについて解説してきました。デメリットが気になる場合は、インプラント以外の治療法を検討してみてもいいかもしれません。

インプラント以外の治療法は、以下の2つです。

入れ歯

入れ歯は、インプラント以外の代表的な治療法の1つです。取り外し可能な義歯であり、部分入れ歯と総入れ歯の2種類があります。部分入れ歯は一部の歯が欠けている場合に使用され、総入れ歯はすべての歯が欠けている場合に使用されます。

入れ歯は保険適用でも治療が受けられるので安価です。手軽に取り外せるため、メンテナンスも容易でしょう。

ただし、インプラントと比較すると見た目や咀嚼力が劣ります。装着感や使用感に違和感を覚えることもありますが、手軽で多くの人に選ばれる治療法の一つです。

ブリッジ

インプラント以外の治療法として、ブリッジも挙げられます。ブリッジとは、隣接する健康な歯を支台として、義歯を固定する方法です。

インプラント治療と比べて治療費が安く治療期間も短いことから、予算が限られている場合や短期間で治療を終えたい方から選ばれています。

しかし、ブリッジを装着する際に隣接する健康な歯を削る場合があり、削った歯の寿命が短くなる場合があります。また、ブリッジの下に食べ物が詰まりやすく清掃が難しいため、定期的なメンテナンスが必要です。

まとめ

インプラントのイメージ

本記事では、インプラント治療の概要やメリット・デメリット、加えてインプラント以外の治療法について解説しました。インプラントのメリットとして、審美性・咀嚼力ともに優れ、丈夫で長持ちすることが挙げられます。

一方で、インプラント治療には保険が適用されず全額自己負担のため、治療費は高額なことがデメリットといえます。高度な外科手術が必要であり、成功率は歯科医師の技術や経験に左右されます。

インプラント治療以外の選択肢として、入れ歯やブリッジなどの治療法が挙げられます。それぞれの治療法には一長一短があり、個々の状況や希望に応じて適切な治療法を選ぶことが重要です。

歯科医師と相談しながら、自分にあった治療法を見つけて健康な口腔状態を保ちましょう。

インプラント治療を検討されている方は、横浜市緑区にある歯医者「礒部歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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